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たこぶろぐ Australia

オーストラリア大学院 社会人MBA留学ブログ

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たこブログ オーストラリア社会人MBA留学

【留学準備】留学までにすること1:学生ビザ取得まで

こんにちは,たこすけです!
留学を考えて始めてから,実際に留学するまでに準備することはたくさんあります.
なかなかそんな人はいないでしょうが,入学手続きをし忘れて留学開始が遅れたら,その貴重な時間は取り返すことができません.
また,住民票や年金,保険などの公的手続きは,留学前にしっかり行っておかないと後々めんどくさいことになります.加えて,会社を辞めて留学する方は,所得税や確定申告,確定拠出年金などの手続きも計画して行わなければいけません.
公的手続きをし忘れて,どこかのタイミングで日本に帰らないといけなくなるのももったいないですよね.
他にも,留学前の歯科検診や海外送金への準備などを怠ると,余計な出費の原因となります.
本記事では,僕の行った留学前の手続きをまとめました
留学のための準備を何をすればよいの?という方は参考にしてみてください.

本記事は,第1弾「入学手続き完了後,学生ビザを取得するまで」についてです.

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入学手続き完了・学生ビザ取得までにすること

留学を考え始めて〜入学手続き完了・学生ビザ取得までにすることをまとめました.
この段階では全体を通して,留学エージェントにサポートしてもらうことをおすすめします.
留学エージェントは,有料のところも多いですが,無料でサポートしてくれる所もあります.
僕の場合,留学を考え始めたときに無料の留学説明会に行きました.しかし,その留学エージェントは,大学の入学手続き1校につき数万円という価格というのを知り,自分で手続きしようと決めました.
しかし,入学手続きを完了する直前になって,無料でサポートしてくれる留学エージェントの存在を知りました.そして,入学手続きや学生ビザ発給のサポートしてもらえました.
初めから,相談しておけば手続きを調査する時間をIELTS勉強に当てられたかなと後悔しています.
ちなみに僕が利用した無料留学エージェントは「オーストラリア留学センター」です.

https://www.wavenetwork.com.au/

留学を考え始めて〜入学手続き完了までの流れ

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行きたい大学・コースを決める

行きたい大学・学びたいコースを決めます.
インターネットや留学に関する書籍,留学エージェントを利用して,情報収集して行きたい大学を決めます.
この時に「自分がやりたいこと」をよく考えておくと,留学後に後悔しない決断ができると思います.

過去記事「エンジニアだった僕が会社を辞めるまで」で同じことを述べましたが,英語のみではなく,留学でしかできない・学べないことは何か?考えて留学先を決めるのがオススメです.

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必要な条件を確認,達成する

留学したい学校が決まれば,入学に必要な英語試験や英語能力の基準が明確になります.
自分で大学のサイトで調べることはできますが,留学エージェントを頼っても良いと思います.

必要な試験とスコアが分かれば,その目標に向かって勉強するのみです.

オーストラリアの大学であれば,IELTSがポピュラーです.

勉強方法をシェアしていますので参考にしてみてください.

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出願する

必要な条件が達成できたら,出願です.
これも留学エージェントのサポートしてもらえば問題ないと思います.
僕のように,大学のサイトから直接自力で行うことも可能です.
※ちなみにグリフィス大学への出願費用は$50AUDかかりました.

ただし無料のエージェントによっては,出願を代行することが無料サポートの条件になっていたりするので,基本的にエージェントのサポートに従ってください.

入学手続き(海外留学生保険:OSHC加入)

出願してしばらく経つと,大学から合格通知書と入学手続きのガイドが送られてきます.
ガイドに従って,入学金(最初の1学期分の学費)とOSHC費用を支払います.
入金の手続きは,留学エージェントを介して行いました. 

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ビザ取得

入学金入金後に,大学から海外留学生入学許可書(Overseas Student Confirmation-of-Enrolment (CoE) )が送られてきます.
CoEは学生ビザの申請に必要となります.
また,学生ビザの申請にはGTEという留学理由書のようなものの作成が必要となります.
GTEの内容は「就労を視野に入れている」ことを記述してはいけないなどの暗黙のルールがあるので,留学エージェントの方の添削サポートを受けることをおすすめします.

まとめ

以上が学生ビザ取得までの流れです.
基本的には,すべて自分で行えますが,留学エージェントのサポートを利用することをおすすめします.
僕のように余計な費用をかけたくない方も,無料の留学エージェントで十分にサポートしてもらえます.

学生ビザ取得後は,留学開始までに「公的手続き」と「他準備」が必要です.
次回記事を参考にしてください.

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ではでは!

【オーストラリア留学体験記】休日限定ファーマーズマーケットの魅力

こんにちは,たこすけです!

みなさんファーマーズマーケットって知っていますか?

ファーマーズマーケットとは,地域の複数の農家さんが各々農産物を持ち寄って週末に開く市場のことです.

ここゴールドコーストでは,土日の午前中にファーマーズマーケットが色々な場所で開かれていて,安くて美味しい地元野菜が買えるのでとても賑わっています.

今回はそのファーマーズマーケットの魅力についてシェアしたいと思います.

僕も初めて行って以来その魅力にハマり,ほぼ毎週末ファーマーズマーケットに行っています.旅行や留学でオーストラリアに訪れた際は,ぜひトライしてみてください.

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ファーマーズマーケットの魅力

ゴールドコースト付近には,ファーマーズマーケットが5つほど開かれているようです.

ファーマーズマーケットは,週末土曜や日曜の午前中に開かれています.

例えば,僕のよく行くBUNDAL FARMER'S MARKETは毎週日曜朝6〜11時までの間で開催されます.

週末の早い時間帯ですが,ファミリーを中心の地元の人や観光客で大変賑わっています.

ファーマーズマーケットの魅力はずばりこの2つです.

1.値段が安く,新鮮で質がよい野菜・果物が買える

2.休日の朝をのんびり気持ちよく過ごせる

1.値段が安く,新鮮で質がよい野菜・果物が買える

ファーマーズマーケットで売られている野菜,果物はすべて地元の農家で取れたものです.そのため,新鮮な野菜を買うことができます.

季節やモノによりますが,価格はColesやWoolworthなどのスーパーと同様,もしくは安い価格で売られています.ほぼ同じ値段のモノでも,味はかなり良いのでお得です.

また,多くのお店で化学肥料等を使わないで育てた(オーガニックな)野菜が売られています.スーパーのオーガニックの製品は高いのですが,比較的お得にオーガニックな野菜を買うことができます.

ちなみに,地元の農産物を使ったジャムやアイス,ジュース,パンなども売られていておすすめです.

僕は,お気に入りのパン屋台で買うパンがすごく美味しいので毎回買っています.生産者と気軽に会話できるので買い物自体もすごく楽しいです.

※少し質問などして会話をしてから,商品を買うと値引きしてくれることが多いです!

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2.休日の朝をのんびり気持ちよく過ごせる

休日の朝をのんびり気持ちよく過ごせるファーマーズマーケットには,野菜だけでなく,カフェや朝食などが買える屋台が充実しています.

値段は安くないですが,どの屋台も主に地元の農産物を使用した食べ物で美味しいです.(日本の方も出店されていて,たこ焼きや肉巻きおにぎりなど売っているのを見かけます)

そのため,屋台で食べ物とコーヒーを買って,広場でおしゃべりしながら朝食を食べている方も多いです.

また,BUNDAL FARMER'S MARKETではストリートライブも開かれています.

音楽を聞きながら,軽いピクニック気分で休日の朝を気持ちよく過ごすことができます.家族や友達,恋人と休日の朝を過ごしている姿はとてもうらやましいですね...
僕の場合,課題が多く大学の図書館に通い詰めの時には毎週ファーマーズマーケットに行ってました.ファーマーズマーケットの広場で課題をしていたのですが,ものすごく集中できて気持ちよく課題を進めることができました.

おそらくファーマーズマーケットで課題をやっている人は僕以外いませんでしたが,精神的にリフレッシュできるファーマーズマーケットはかなりオススメです.

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まとめ

みなさん,ファーマーズマーケットに行ってみたくなったでしょうか?

新鮮で質の良い野菜・果物をスーパーより安く買えるので,食費を節約している僕にとって大変助かっています.

また,少し早い時間ですが,休日の朝をのんびり過ごす場所としてもオススメです.

ただし,ファーマーズマーケットに行かれる方は以下の2点に気をつけてください.

・ビニール袋はもらえません.エコバッグを持参しましょう.

「環境に優しいこと」をかなり意識しているイベントです.その場でエコバッグを買うこともできますが,エコバッグを持参して行くようにしましょう.

・現金支払のみOKの出店が多い.ATMはありますが手数料が高いです.

カフェ以外はほとんどクレジットカードは使えません.ATMはありますが,手数料で5ドルくらい取られてしまうので,現金を予め用意しておくようにしましょう.

留学中の方にも,旅行で来た方にもファーマーズマーケットはとてもオススメです.ぜひトライしてみてください.

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ではでは!

【社会人留学体験談】英語ができて得したこと

こんにちは,たこすけです!
突然ですが,みなさんは英語ができなくて損したと感じることはありますか?
日本で普通に生活していてそう思うことはほとんどないでしょう.
なので普段気がつかないと思いますが,英語ができて得することって結構あります

英語ができて得したこと
・仕事の幅,チャンスが広がる
・趣味,旅行の楽しみが広がる
・入手できる情報の幅が広がる

僕の場合,特に強調したいのは,仕事の幅・チャンスが広がったことです.
ほとんどのビジネスが海外のビジネスと繋がりがある今の世の中,どんな業界・職業にいても英語ができると得するチャンスがあると思います.
留学前に働いていた会社は,特に外資系ではない,製造業界のいち会社でしたが,英語ができたことでたくさんのチャンスを与えていただきました.
本記事では,新卒エンジニアとして働いていた僕が,どのように仕事面で得したのか,体験談をシェアしたいと思います. 

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英語ができるとは?そのレベルは?

そもそも「英語ができる」と評価されるレベルはどのくらいなのでしょうか?
その評価の基準や判断材料は,環境によって大きく変わります.
重要なのはまわりと比べて英語ができると言えるか?です.
その評価の基準として最も一般的で比較しやすいのがTOEICの点数だと思います.
特に海外経験もなく,英語を話したりしたこともなかった僕ですが,まわりのエンジニアと比べて,TOEIC点数が特別高かったので「英語ができる人」と評価してもらいました.
その結果,海外に関連する仕事を多く任せてもらえました.

ちなみに,僕が就活したときのTOEICの点数は595点でした.
一般的に高くも低くもないので,就活時に得したことはありませんでした.
会社に内定をいただいた後,入社直前に会社で受けたTOEICで760点を取りました.
(会社によっては,全く目立たない点数ですよね)
ただ,海外色が強い会社ではなかったので,80人ほどいた新卒社員の中で3,4番目に高い点数で.理系職の中ではトップの点数でした.
そんなことも評価されてなのかは定かではないですが,海外関連会社とのコミュニケーションも多い部署に配属されました.
※その部署の30人ほどいるエンジニアの中でも,2番目に高い点数でした.
製造業の会社だと,事務職の方々で英語が得意な方はたくさんいましたが,エンジニアで英語得意は希少な存在かもしれません

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どんな風に仕事の幅が広がったの?

配属先では,通常の業務に加えて,ちょこちょこ英語を使う仕事を任されていました.
英語を使うと言っても,英語で話すのではなく基本的にメールなど文書を介したもので,具体的には以下のような仕事が多かったです.
・海外工場からの技術的な問い合わせメールを翻訳,詳しい方に相談,その回答を英語に直して回答
・技術的な資料を英訳して海外に情報展開
・海外メーカーの設備の選定(スペックを確認,技術的な要求の問い合わせなど)
このような仕事は,他部署の管理職クラスの方々が携わる内容が多く,技術的な内容の勉強になりましたし,社内で幅広いコミュニティを作る助けにもなりました.
そんな大した翻訳ではないのに,高く評価されることも多かったです.
結果,入社3年目にしてアメリカへの長期海外出張を任されました.

初の長期海外出張が英語勉強のきっかけに

入社3年目で2ヶ月のアメリカへの長期出張が決まりました.
役割は同行する電気エンジニアの通訳兼サポートスタッフとしてでした.
正直,海外経験ほぼゼロで通訳できる自信なんて全くありませんでしたが,「英語ができる」という社内の評価のおかげで貴重な仕事を任せてもらえました
会社側も現地で高価な通訳を雇うより,教育を兼ねて作業もサポートできて「英語ができる」若手エンジニアに任せようということだったようです.
他記事でも書きましたが,通訳という仕事を任されたからには!と「英検準1級」レベルを目標に勉強を始めるきっかけになりました.
出張中は,現地のエンジニア達と拙いながらもコミュニケーションを取って,スムーズに任務を終えることができました.
仕事ぶりを高く評価されたのと,実際に英語を使って海外で仕事をできた達成感がきっかけとなり,そこからどんどん英語の勉強にのめり込むようになりましたね.
結果,その2年後には1年間のメキシコ赴任を任されました.

まとめ

「英語ができる」と得することは多いです.
今回は,仕事面に限定して僕が実際に得したことを紹介しました.
「英語ができる」という評価のおかげで,幅広い仕事を任されることに繋がり,最終的に海外赴任の機会までいただけました.
働いていた5年間を振り返ってみると,同時期に入社したエンジニアの方よりも圧倒的に頻繁に海外での仕事を任されていました.
※おかげで,JALのステータスはプレミアまでいきました.
その経験が,英語学習のきっかけになり,後に留学のきっかけになりと,個人的に「英語ができる」という評価でかなり得しました.
留学をしようか迷いながらも,英語の勉強を早くから始めて本当に良かったです.
皆さんも働きながらでもぜひ英語学習を始めてみてください.
仕事の幅やチャンスがグッと広がるかもしれません.

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ではでは!

【オーストラリア留学体験記】オージー英語の勉強方法

こんにちは,たこすけです!
留学して半年,生活に時間の余裕が出てきました.
そして,二学期目の始めからようやく英語の勉強の時間が取れるようになってきました.
何度も繰り返しますが,いくら英語環境にいても「英語勉強しないと英語力は伸びません」
過去記事「留学半年で感じる英語の壁」でも触れましたが,留学生活を行う上でいま絶対的に足りないのが「現地のブロークンな表現の理解」です.
ということで効率的な勉強方法を調べたり,「English Help」という留学生の英語面のサポートをしてくれるグリフィス大学の無料サービスに相談したり,試行錯誤して勉強しています.
その中で,現在行っているのは「TV番組・ドラマ」を使った勉強方法です.
調べてみると,米ドラマ(例:フレンズ)などを使った日常フレーズの勉強方法を紹介している人もたくさんいました.
本記事では,今自分が行っているTV番組・ドラマを利用した勉強方法とそのメリットを紹介します.
また,オーストラリア英語に特化したおすすめ教材も紹介します.
ぜひ参考にしてみてください.

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TV番組・ドラマを使った勉強方法のメリット

TV番組・ドラマを使った勉強方法を始めて1ヶ月経ちますが,ネイティブの日常フレーズの勉強にかなり良い勉強方法と感じます.

具体的には,以下のようなメリットがあります.

・ネイティブ同士の実際の会話で使われるフレーズが多く学べる

・発音のスピードやリンキングを学習でき,実生活のリスニングに役立つ

・現地(オージー)の人の常識(有名人,有名な事件・ニュース,冗談)が多く学べる

ネイティブ同士の実際の会話で使われるフレーズが多く学べる

TV番組・ドラマで勉強する最大の利点は「ネイティブの日常表現」を学べることです.

これまで英語のテストのための勉強をずっと続けてきましたが,現地での生活(特にネイティブ同士の会話)では聞いたことのない表現を良く耳にします.

例えば,「Chewing the fat」という表現.

単語は難しくないので直訳で「脂肪を噛んでいる」とすぐにわかりますが,実は「おしゃべりをする,世間話をする」という意味です.

由来は,「昔,食事をした後に残ったステーキの脂肪を噛みながら人々は雑談を楽しんでいた」ということらしいです.

...初見で意味がわかる訳無いですよね.

ただし,こういった表現がネイティブ同士の会話ではしょっちゅう出てきます.

都度,会話の最中に意味を教えてもらうことも良いですが,なかなか会話を止めづらいことも多いです.(そもそもわからない所がわからないことも多いです.)

TVドラマなどの会話シーンは,このような日常フレーズがたくさん盛り込まれているので,日常フレーズを会話の情景とともに学ぶことができます.

少し覚えるとわかりますが,本当にしょっちゅうネイティブが使うフレーズが学べます.

そういった表現が理解できるようになると,これまでさっぱりだったネイティブ同士の会話の一部が理解できるようになってきますよ.

発音のスピードやリンキングを学習でき,実生活のリスニングに役立つ

TV番組・ドラマでの会話はとても早く,実生活で使われているものと近いので,リスニング力の向上に役立ちます.

これまで僕が勉強に使用していた英語テストの教材やニュース番組などは,かなりはっきりとクリアに話されていて,めちゃくちゃ聞きやすいものばかりでした.

留学生同士の会話や講義の説明などはそれに近いものがありますが,ネイティブ同士の会話はよりスピードが早く,音がつながったり消えたりしているので,何を言っているか全くわからなくなります.

TV番組・ドラマでの会話は,日常表現とともに,その発音の特徴も学ぶ事ができるので実生活でのリスニングの向上に効果的です.

現地の人の常識(有名人,有名な事件・ニュース,冗談)が多く学べる

TV番組・ドラマを通して「現地の人の常識」を学べるのもこの勉強方法の大きなメリットです.

「現地の人の常識」を知っていることは,会話を理解するために意外と重要です.

日本語の会話でも「〇〇じゃないだから」などと,有名人の名前や有名な事件を引用して会話していますよね.

英語でももちろん同じことが言えます.これも日常フレーズと同じで知らなければ,意味が全く想像つかないものです.

逆にそういった常識を知っていれば,よく聞き取れなくてもなんとなく会話の内容がわかります.

TV番組・ドラマの中には,そういう「常識」も多く含まれているので,効率的に会話力UPが期待できます.

TV番組・ドラマを使った勉強方法

前置きが長くなりましたが,どのようにTV番組・ドラマを使って勉強するか紹介します.

偶然にもネットで多く見たものと,大学で受けたアドバイスはほぼ同じでした.

(グリフィス大学は語学学校も併設されていて,留学生に英語を長年教えているプロからアドバイスがもらえます)

以下のようなステップを覚えるまで繰り返します.

※ある程度英語力があり,英語字幕で全体の内容を理解できる方は,2回目:英語字幕から始めてください.

・1回目:日本語字幕で見て,全体の内容を理解する

・2回目:英語字幕で見て,わからない表現をメモして意味を調べる.

・3回目:字幕なしで見る.

・4回目以降:字幕なしで聞き取れない部分,パッと意味が理解できない部分がなくなるまで英語字幕あり→字幕なし→字幕あり→・・・を繰り返す.

全体を何度も繰り返し聞くことで,会話の流れと共に日常フレーズの意味が覚えられます.

また,ネイティブの会話の発音の特徴も理解することができます

意外と字幕ありで簡単に理解できる文章でも,字幕なしだと聞き取れなかったりすることも多いです.

字幕あり→字幕なしと繰り返すので,音のつながりや消失によって,今まで聞き取れなかった部分だったとわかります.

ちなみに繰り返しの時は,シャドーイングするようなイメージで集中して聞いた方が効果的です.

オーストラリア留学向けのおすすめ教材

利点として上げましたが,「日常フレーズ・現地の人の常識」を理解するには,その国のTV番組・ドラマを教材として利用するのがオススメです.

なのでオーストラリア留学する方は,オーストラリア英語の有名なTV番組・ドラマで勉強すると実生活での活用により効果的です.

オーストラリア留学の方におすすめなのは,「ABC iview」というオーストラリアのABCというテレビ局が提供しているオンライン動画サイトです.

https://iview.abc.net.au

Netflixのようなサイトで,無料でABCのドラマやドキュメンタリーが見ることができます.字幕もしっかりついていてON/OFFもできるので教材として最適です.

中でも,僕のおすすめはAnh's Brush With Fame : ABC iviewという番組です.

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司会の方がゲストの生い立ちについて会話をしながら,ゲストの肖像画を描くというものです.

二人の会話とナレーションがメインなので,この勉強方法を始める初心者に最適かと思います.

※コメディドラマは分からない表現が多すぎて楽しめないので,まずは取り組みやすいものを選びました.

スポーツ選手・アーティスト・俳優など毎回異なったジャンルのゲストの話になるので,毎回異なる話題や表現を学ぶことができます.

ゲストが苦難の状況から,どのように成功を収めたかという前向きなメッセージがメインなので,自分も前向きになれるのも良い点ですね.

また,1話が30分ほど完結するので,繰り返し聞くのにちょうど良いです.

教材選びで重要なのは,「繰り返し見ていて,楽しめる番組を選ぶこと」です.

「ABC iview」では様々な番組があるので,自分の興味に合った番組を探してみてください.

まとめ

英語環境にいるからと言って,英語の勉強をしないと英語力は向上しません.

ネイティブ同士の会話を理解するためには,日常フレーズを多く学ぶ必要があります.

これらのフレーズは,これまでの英語テストの勉強では出てこないものが多いです.

また,直訳とは全く違った意味のフレーズなので,始めて聞いて意味を推測するのは不可能なものばかりです.

現地のTV番組・ドラマは,日常フレーズが多く含まれているので最適の教材になります.

繰り返し,継続して勉強することで,よりスムーズで自然な会話表現を身につけることができます.

せっかく留学しているのなら,現地の人と自然に,スムーズに,たくさん会話したいですよね.

僕も始めたばかりですが,地道に勉強して頑張りたいと思います.

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ではでは!

【オーストラリア留学体験記】留学半年で感じる英語の壁

こんにちは,たこすけです.

2019年2月からオーストラリア・ゴールドコーストで留学を始めて,あっという間に半年経ちました.

授業の組み合わせの関係もありますが,1学期目と比べて2学期目の今はかなり余裕をもって取り組めています.

自分は学生時代に留学した経験が全くなく,いわゆる純ジャパです.

(社会人になるまで英語を使う機会もほとんど無かったです)

留学前は学業面で自分の英語がどこまで通用するのか,かなり不安だったのを覚えていますが,とりあえず自分の英語力でもなんとかなっています...

とはいってもこの半年,様々な場面で英語の壁(英語力不足)を感じることがありました.もちろん半年経った今でも英語力の足りなさを日々感じています.

本記事では,留学半年で感じた自分の英語力でできると感じること,英語の壁(英語力不足)を感じる場面をシェアしたいと思います.

勉強面では入学基準を合格できる英語力があればなんとかなります.

本記事を通じて,皆さんの留学生活への不安が少しでも解消されればと思います.

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英語の壁を感じる場面

英語力不足は日々感じています.

中でもネイティブ同士のブロークンな英語の会話は全く理解できません

内容がわからないので,会話に全く入れず,落ち込むことが多くあります.

僕の場合,所属しているラグビークラブでのコミュニケーションが一番の難関です.

オージーに加えてアイランダー(キウイ,フィジー人,トンガ人)が多くいます.

スラングやブロークンな表現も多いし,話し方がかなりフランクで超スピードなので全く理解できないときが多々あります

1対1のときはまだ会話になりますが,冗談など理解できないことが多いので「なにそれ?どういう意味?」と会話が止まってしまいます.

ラグビークラブ以外でも英語ネイティブの表現は理解できないことが多いです.

簡単な例だと「男,やつ」を表現する「bloke・fella」.これらもネイティブにとっては当たり前の表現ですが,知らなければ会話を見失う要因になりますよね.

海外ドラマなどで勉強してこなかったので,そういった表現はほとんど知りません.

なので現在は,そういった表現がでてくる多く出てくるテレビ番組で勉強中です.

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自分の英語力でもなんとかなっている部分

留学生活を通して言語の壁を感じると同時に,現在の英語力でも十分ではないですがなんとかなっているなと感じる場面も多くあります.

その一つは普段の大学生活です.

授業の講師の話している内容の聞き取りや,生徒同士でのディスカッション,エッセイ課題などは意外となんとかなっています.

予習や課題にしっかりと時間を割けば良い成績を取ることも十分可能です.

なぜ大学生活はそこまで苦労しないかというのは理由があります.

というのも大学生活では,留学生の方が多くいる環境なのでお互い外国語となる場面が多いからです.

ネイティブ同士の会話のように,会話スピードは早くなく,ブロークンな表現も出てこないのでわかりやすいです.

(母国語なまりが強い人との会話は慣れが必要です...)

また,講師の人たちも留学生相手の授業,留学生の扱いに慣れているので非常にわかりやすいスピード,言葉で授業してくれます.

授業や議論への積極的な姿勢が必要になりますが,言語の問題で内容が理解できないということはありません.

また,携帯の契約,病院での診療,普段の買い物,シェアハウスでの生活などの普段の生活は,高度な英語表現など出てこないので問題ありません. 

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基本的には,外国人に対しての話し方をしてくれる人とは問題なく会話できます.

オージーからすると自分は外国人で,外国語(英語)を使っていることになります.

気を使ってくれる人は,自分に対してすこしフォーマルな話し方をしてくれます.

そういった方とは,問題なく会話もできます.

これは,日本語で考えても同じだと思います.

日本語でも崩れた話し方ときちんとした話し方の表現ってかなり違いますよね?

メキシコで仕事をしていた時に現地の通訳さんと会話していて感じたことですが,普段日本人同士で会話しているのと同じ話し方だと伝わらないことが多くありました.

意外と話している本人はそれに気が付かないで,スムーズに通訳されていないことも多く目にしました.

なのでわからなくて当然と思う反面,まだまだ目指しているレベルからはほど遠いなと感じています.

ポジティブに考えることが重要

留学生活は,英語の壁に日々ぶつかるので,落ち込むことが多いです.

自信をなくす→会話に積極的に参加しなくなる→英語力が伸びない→自信をなくす・・・と負の連鎖に陥る方も多いのではと思います.

そんな変に身構えてしまっている状態だと頭がまっしろになり,驚くほど会話ができなくなってしまいます.

自信をもって話せてないので,声も小さくなり,モゴモゴと喋っている状態で会話になりません.

「気軽に,ポジティブに,積極的に」会話に臨むことが重要です.

リラックスして会話に臨めれば,驚くほどペラペラと会話できるものです.

「正しく英語を話せなくても,伝われば良い」

「自分はネイティブではない,なのにここまでコミュニケーションできているのはスゴイことだ」

と気楽に会話するように考えるように心がけています.

また,重要なのはわからなかったら聞き直すことです.

結構勇気が必要ですが,「ごめん,なんて言った?」と何度も聞き直してください.

意味がわからないまま会話を続けていると,その後の会話もわからないままで返事ができません.となると結局そこで会話が終わってしまいます.

 

そもそもネイティブ同士の会話でも頻繁に聞き直しています.

なので同じ会話を2回も3回も聞き直さない限り,相手は不快とは感じません.

留学中に英語力を伸ばすには?

留学して英語環境にいるからといって自然に英語力は伸びません.

ボキャブラリーを増やすなどの英語勉強をしつつ,積極的に会話に参加することが重要です.

勉強で学んだフレーズが日常生活でそのまま出てくるので,それがわかると成果を感じることができます.

これは日本にいた時にはあまりなかった良い感覚です.

正直,留学生活中に自分の英語力の足りなさに落ち込むことは多いです.

「気楽に,ポジティブに,積極的に」

難しいですが,それを意識して会話に参加するようにしています.

日ごろの地道な勉強との相乗効果で英語力は確実に伸びていくと思います.

 

ではでは!

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【オーストラリア留学体験記】オーストラリアの海外留学生保険(OSHC)について

こんにちは,たこすけです.

オーストラリア留学を考えている皆さんOSHCってご存知ですか?

OSHCとは,オーストラリアの国民保険(メディケア)と同程度の補償が受けられる海外留学生保険のことです.

学生ビザを取るために,留学生はOSHCへの加入が義務付けられています.

日本での国民健康保険のように,高額な治療費の負担の大半をカバーしてくれます.

僕はラグビーをしていることもあり,この半年ほどでかなりお世話になっています.

(試合中に脳震盪になり,救急車で搬送されて,そのまま3日間入院したこともありました...)

スポーツをする予定はないという方でも,イベント中のアクティビティや普段の生活で不意にケガしてしまうこともあると思います.

加入するOSHCのガイドラインをじっくり読めばすべてわかることですが,本記事でざっくり保険の請求の流れや,OSHCでカバーされる内容を参考にして貰えればと思います.
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加入する保険について

加入する保険についてですが,私はAllianzのOSHC保険に入っています.

費用は2年間で1,365AUD(10万円弱)です.

加入理由はシンプルで,大学指定の保険だったからです.

加入の手続きは大学がすべてしてくれるので手間がかかりません.

僕が行ったのは,入学費用と共に保険費用を支払ったのみです.

また,キャンパス内にサポートカウンターがあり,保険請求の際などに対面で相談することができます.

これは大きなメリットで,分からないことがあるとすぐに聞きに行けるので助かっています.

保険のカバー内容

カバー内容ですが,ほとんどの医療費がカバーされます.

内容によってカバーされる費用の上限はありますが,ほとんどの医療費は払う必要はありません.

例えば,僕の場合,以下のような治療の医療費は支払っていません.

・まぶたを切って,3針縫った時の抜糸時

・膝の靭帯を切った時に受けた,超音波検査,MRI検査費用

・脳震盪で3日間,病院の個室に入院.(治療や食事,検査費用の全額)

(こう見ると半年で実に様々なケガをしてしまいました...)

上記のように基本的には医療費は払っていませんが,全額カバーしてもらうための抑えなければいけないポイントがあります.

それは基本的に大学内で医療サービスを受けることです.

(グリフィス大学は大学内にメディカルセンターがあります)

OSHCに入っていれば,大学内で受ける医療サービスは基本無料です.

(痛み止めなどの市販薬を推奨された場合は自腹で購入しなければいけません)

機器類は限りがあるので検査が必要な治療は,大学内で医師の診断を受けて,必要であれば紹介を受けて,外部機関でMRIなどの検査を受けるという流れです.

逆に地元のGP(総合診療所)に飛び込みで行くと全額カバーされないことがあります.

初めて,まぶたを切るケガした時に,家に近い普通のGPに外来で行ったところ治療費:230AUDの内,上限の150AUDほどしかカバーされませんでした.

その後,大学内の医療センターで抜糸してもらいましたが,「こっちに来てれば全額カバーできたのに」と言われました.

それからは基本的にまず大学の医療センターで医師の診断を受けて,必要であれば紹介された診療所に行くようにしています.

また,歯の治療や眼鏡・コンタクト,美容整形,留学以前からの治療はカバーされないので留学前に済ませておきましょう.

(以下2019年9月3日追記)

理学療法(フィジオセラピー)にもOSHCの保険は適用されません.

膝の靭帯のリハビリとして,専門医からフィジオセラピーを受けることを進められました.しかしながら,フィジオセラピーはOSHCの保険適用外なので痛い出費となります.1回の診療で$100AUD近く取られます.僕の所属しているクラブは,シーズン中タダ(シーズンオフ中は通常の半額)でフィジオセラピーが受けられるので助かっています.

本格的にスポーツをしようと考えている方は要注意です.

保険費用請求の手続き

基本的に大学での医療サービスや,超音波検査,MRI検査などの費用をカウンターで支払うことはありません.

外部機関であれば,診療前にOSHCの保険に入っている旨を伝えて,保険カードを提示すれば,その後は診療期間の方がそれを保険会社へ請求してくれるので,何もすることはありません.

Allianzはスマホアプリがカード代わりなのでカードを忘れることもありません.

万が一,カウンターで費用を支払うことが合った場合は必ず領収書を受け取ってください.保険費用の請求に必要になります.

※基本的には,何も言わなくても領収書はもらえます.

Allianzの場合,費用請求は非常に簡単で,アプリで領収書の写真を取って申請するだけです.申請後,問題がなければ指定の口座に入金があります.

ただし,入院の時は少し手間がかかりました.

病院のカウンターでお金を支払うことなく退院しましたが,その後「Hospital Admission」「Discharge Summary」を提出してくださいとAllianzからメールが来ました.

何の書類?という感じだったので大学のAllianzカウンターに相談→病院へ行って書類を受取り,メールで書類をAllianzに送付.

という感じで少し手間がかかりましたが,無事に入院費用の全額がカバーされたので一安心でした.

ちなみに,保険請求・診療所予約などすべてインターネットを通じてできるので,英語が不安な方も安心な体制になっています.

まとめ

オーストラリアへ学生ビザで留学する方はOSHCへの加入が必須です.

大学の指定のOSHCに入るので,手続きなど悩む必要はありません.

基本的な医療費は保険でカバーしてもらえます.

(唯一気をつけるのは歯の治療はカバーしてもらえないことですかね)

また,基本的に大学内の医療センターで診療を受けてください.

紹介無し(外来で)近くの診療所に行くと,医療費が全額カバーされないことがあります.

上記の点を抑えておけば,医療費は基本的に払う必要がありません.

ケガは気をつけていても不意にしてしまうものなので,そんな時に本記事のアドバイスを参考にしてみてください.

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ではでは!

【社会人留学体験談】エンジニアだった僕が会社を辞めるまで

こんにちは,たこすけです.

今回は僕が留学以前に働いていた大手自動車部品メーカーを辞めるまでを振り返りたいと思います.

以前すこし触れましたが,英語の勉強はずっと続けてきたものの,辞めて留学すると決断するまで色々な葛藤がありました.

上司に伝えたときは声がだいぶ震えていました

今振り返っても,あの時によく辞める決断ができたなと思うときがあります.

それくらい大きな決断でした.

今,同じように留学しようか悩んでいる社会人の方の参考になればと思います. 

taco-blog-aus.hatenablog.com

 

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4年10ヶ月働いた会社を辞めた理由

 

僕は新卒として入った大手自動車部品メーカーでエンジニアとして働いていました.

給料もそこそこでしたし,待遇面もしっかりした会社でした.

(有給も年16日以上必須で取らなければいけなく,逆に何も予定ないけど有給取らされるくらいでした)

上司や同僚に恵まれていたこともあり,仕事環境も心地よいものでした.

また,海外出張や駐在など貴重な経験を多く与えてもらい,正直辞めるにはもったいない会社でした.

ではなぜそんな会社を辞めたのか?

以下の2つのことを考え始めたからです.

・今の仕事が本当にやりたい仕事なのか?

・今の仕事を続けて,自分は将来どのようになっているの?

色々と葛藤はありましたが,結果「やりたいことをやる」「どこでも仕事ができるような人材になる」ということを目標に退職して留学することにしました.

今の仕事が本当にやりたい仕事なのか?

今の仕事って本当にやりたいことなのか?

そう考え始めたきっかけは,長期アメリカ出張に備えて英語を勉強し始めたときでした.

せっかく長期でいるからと「英検準1級」を目標に英語勉強し,帰国してから受けた試験で無事合格した頃です.

学生時代あんまり好きではなかった英語勉強ですが,海外で英語を使って順調に仕事を進めて評価されたこともあり,不思議と英語学習に熱中しました.

朝早く起きて勉強したり,休日も勉強に当てたり,大学生時代ラグビーに熱中していたとき以来の感覚でした.

好きなことなら時間を忘れてどんどん取り組める,そんな感覚に気づきました.

何事も真剣に取り組めば「やりがい」は感じられます.

僕も仕事に「やりがい」は感じていました.

ただし,休みの時間や休日まで仕事のことはポジティブに考えられません.

少数ですが,僕の職場にはかなりの「車好き」がいて,その人はとても楽しそうに夜遅くまで仕事していました.

そんな人達がいつしかすごく羨ましく思えるようになり,「自分のやりたい仕事」ってなんだろう?と考え出しました.

正直,その時まったく明確ではなかったのですが「スポーツが好き,スポーツに関わる仕事だったら楽しめるかな?」と仕事を辞めることを考え出しました. 

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今の仕事を続けて,自分は将来どのようになっているの?

もう一つの理由は,自分のキャリアに関しての不安からです.

僕がちょうど働き始める前後,不祥事や経営不振などで超有名な大企業が危機に陥るといったニュースを多く目にしていました.

昔と違って,大きな会社でも将来どうなるか分からない・生涯通じて同じ会社で働く人は減っていくという話をよく耳にするようになりましたよね.

また,生涯通じて働けたとしても,職場の一部の方々のように嫌々文句を言いながら仕事するのは嫌だなとも思っていました.

そんな状況もあり,「もしも自分が転職する」となったとき自分の能力は評価されるのか?仕事を選べるほどの能力はあるのか?と考え始めました.

「英語が他の人よりちょっとだけできる」「経験・知識の少ないエンジニア」というのがどれほど価値があるのかとても不安になってきました. 

また,仕事を通じて得られる知識は,自社で通じる独自の知識が多く,自分が成長している感覚があまりありませんでした.

このままで良いのかな?将来,自分のキャリアは大丈夫かな?と思い始めたのがもう一つの退職を考え始めるきっかけになりました.

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退職をいつ誰に伝えたの?その反応は?

退職の意向を伝えたのは退職する4ヶ月前でした.

しかも,駐在先のメキシコから帰国後,本社へ初出勤の日に直属の上司の方に伝えました.

偶然ですが,その上司の方は駐在先の元上司でとても仲良くさせてもらっていた人で,迷惑をかけるのが心苦しい反面,一番退職の意向を伝えやすいと感じる人でした.

切り出した時はかなり驚かれていて「まいったなー」と困り顔でしたが,その次の言葉は「うらやましいな!」でした.

当時退職を決断したもののかなり不安だったので,その言葉にかなり救われました.

ここで決断しなかったら,いつか自分も「羨ましい」という立場になるんだろうなと感じたからです.

また「あとは俺に任せて!」と部長や人事部に退職の意向を伝えてくださり,退職の手助けをしていただきました.

その後は,部長と面談して退職の意思を再確認・退職届が人事部から届き返送,上司と退職月を決めるといった流れで進めていきました.

退職日が近づいて来てから,付き合いのあった方々に直接退職することを伝えて行きました.

ありがたいことに「やりたいことがあるなら,もったいないけど仕方ない」と多くの方に言っていただきました.

退職することで自分の仕事ぶりが評価されていたことを知り,仕事に真剣に取り組んできてよかったなと思いました.

留学中の今感じること

留学を決断するまで2〜3年間かかりました.

自分が熱意をもって取り組めることは何なのか?将来のためにどんなキャリアを身に着けたいのか?長い時間をかけて考えていた時間でした.

「英語を話したい」と留学するのではなく,「英語を使って何がしたい」と考えて留学の決断ができたのは,とても良かったと感じています.

自分のやりたいことが明確だからこそ,留学を始めてから現在まで一度も後悔することなく,留学生活をとても楽しめています.

留学をお考えの皆さんも,自分のやりたいことをはっきりさせてから決断することをおすすめします.

 

ではでは!