【オーストラリア留学体験記】留学半年で感じる英語の壁
こんにちは,たこすけです.
2019年2月からオーストラリア・ゴールドコーストで留学を始めて,あっという間に半年経ちました.
授業の組み合わせの関係もありますが,1学期目と比べて2学期目の今はかなり余裕をもって取り組めています.
自分は学生時代に留学した経験が全くなく,いわゆる純ジャパです.
(社会人になるまで英語を使う機会もほとんど無かったです)
留学前は学業面で自分の英語がどこまで通用するのか,かなり不安だったのを覚えていますが,とりあえず自分の英語力でもなんとかなっています...
とはいってもこの半年,様々な場面で英語の壁(英語力不足)を感じることがありました.もちろん半年経った今でも英語力の足りなさを日々感じています.
本記事では,留学半年で感じた自分の英語力でできると感じること,英語の壁(英語力不足)を感じる場面をシェアしたいと思います.
勉強面では入学基準を合格できる英語力があればなんとかなります.
本記事を通じて,皆さんの留学生活への不安が少しでも解消されればと思います.
英語の壁を感じる場面
英語力不足は日々感じています.
中でもネイティブ同士のブロークンな英語の会話は全く理解できません.
内容がわからないので,会話に全く入れず,落ち込むことが多くあります.
僕の場合,所属しているラグビークラブでのコミュニケーションが一番の難関です.
オージーに加えてアイランダー(キウイ,フィジー人,トンガ人)が多くいます.
スラングやブロークンな表現も多いし,話し方がかなりフランクで超スピードなので全く理解できないときが多々あります.
1対1のときはまだ会話になりますが,冗談など理解できないことが多いので「なにそれ?どういう意味?」と会話が止まってしまいます.
ラグビークラブ以外でも英語ネイティブの表現は理解できないことが多いです.
簡単な例だと「男,やつ」を表現する「bloke・fella」.これらもネイティブにとっては当たり前の表現ですが,知らなければ会話を見失う要因になりますよね.
海外ドラマなどで勉強してこなかったので,そういった表現はほとんど知りません.
なので現在は,そういった表現がでてくる多く出てくるテレビ番組で勉強中です.
自分の英語力でもなんとかなっている部分
留学生活を通して言語の壁を感じると同時に,現在の英語力でも十分ではないですがなんとかなっているなと感じる場面も多くあります.
その一つは普段の大学生活です.
授業の講師の話している内容の聞き取りや,生徒同士でのディスカッション,エッセイ課題などは意外となんとかなっています.
予習や課題にしっかりと時間を割けば良い成績を取ることも十分可能です.
なぜ大学生活はそこまで苦労しないかというのは理由があります.
というのも大学生活では,留学生の方が多くいる環境なのでお互い外国語となる場面が多いからです.
ネイティブ同士の会話のように,会話スピードは早くなく,ブロークンな表現も出てこないのでわかりやすいです.
(母国語なまりが強い人との会話は慣れが必要です...)
また,講師の人たちも留学生相手の授業,留学生の扱いに慣れているので非常にわかりやすいスピード,言葉で授業してくれます.
授業や議論への積極的な姿勢が必要になりますが,言語の問題で内容が理解できないということはありません.
また,携帯の契約,病院での診療,普段の買い物,シェアハウスでの生活などの普段の生活は,高度な英語表現など出てこないので問題ありません.
基本的には,外国人に対しての話し方をしてくれる人とは問題なく会話できます.
オージーからすると自分は外国人で,外国語(英語)を使っていることになります.
気を使ってくれる人は,自分に対してすこしフォーマルな話し方をしてくれます.
そういった方とは,問題なく会話もできます.
これは,日本語で考えても同じだと思います.
日本語でも崩れた話し方ときちんとした話し方の表現ってかなり違いますよね?
メキシコで仕事をしていた時に現地の通訳さんと会話していて感じたことですが,普段日本人同士で会話しているのと同じ話し方だと伝わらないことが多くありました.
意外と話している本人はそれに気が付かないで,スムーズに通訳されていないことも多く目にしました.
なのでわからなくて当然と思う反面,まだまだ目指しているレベルからはほど遠いなと感じています.
ポジティブに考えることが重要
留学生活は,英語の壁に日々ぶつかるので,落ち込むことが多いです.
自信をなくす→会話に積極的に参加しなくなる→英語力が伸びない→自信をなくす・・・と負の連鎖に陥る方も多いのではと思います.
そんな変に身構えてしまっている状態だと頭がまっしろになり,驚くほど会話ができなくなってしまいます.
自信をもって話せてないので,声も小さくなり,モゴモゴと喋っている状態で会話になりません.
「気軽に,ポジティブに,積極的に」会話に臨むことが重要です.
リラックスして会話に臨めれば,驚くほどペラペラと会話できるものです.
「正しく英語を話せなくても,伝われば良い」
「自分はネイティブではない,なのにここまでコミュニケーションできているのはスゴイことだ」
と気楽に会話するように考えるように心がけています.
また,重要なのはわからなかったら聞き直すことです.
結構勇気が必要ですが,「ごめん,なんて言った?」と何度も聞き直してください.
意味がわからないまま会話を続けていると,その後の会話もわからないままで返事ができません.となると結局そこで会話が終わってしまいます.
そもそもネイティブ同士の会話でも頻繁に聞き直しています.
なので同じ会話を2回も3回も聞き直さない限り,相手は不快とは感じません.
留学中に英語力を伸ばすには?
留学して英語環境にいるからといって自然に英語力は伸びません.
ボキャブラリーを増やすなどの英語勉強をしつつ,積極的に会話に参加することが重要です.
勉強で学んだフレーズが日常生活でそのまま出てくるので,それがわかると成果を感じることができます.
これは日本にいた時にはあまりなかった良い感覚です.
正直,留学生活中に自分の英語力の足りなさに落ち込むことは多いです.
「気楽に,ポジティブに,積極的に」
難しいですが,それを意識して会話に参加するようにしています.
日ごろの地道な勉強との相乗効果で英語力は確実に伸びていくと思います.
ではでは!