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オーストラリア大学院 社会人MBA留学ブログ

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たこブログ オーストラリア社会人MBA留学

【働きながら英検準1級・IELTS OA7.0達成】効率的な単語の記憶法

こんにちは!たこすけです.

英語の勉強で単語の暗記は欠かせません.
リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングのすべての英語の要素に大きく関わってくるからです.
逆に言えば,日々単語力アップを進めていれば,TOEICやIELTSなどのテストで高得点を取る上で大きなアドバンテージになります.
ただ,単語帳の暗記って忍耐強く続けるのが必要で,結構気力が必要なんですよね.
かくいう私も大学受験時代,英語単語帳1冊の暗記を1/3くらいで諦めたことがあります...
英検準1級を受ける際に単語の暗記は必須でした.
大学受験での苦手意識があったので,いろいろと単語暗記方法を調べてから取り組みました.
そのとき,これから紹介する方法を発見して,あまり苦労することなく単語を覚えることができました.
IELTSの単語帳を覚える際は,暗記法を自分なりに改良して,更に短期間で単語を覚えることができました.
仕事が忙しい時期でも通勤時間などをうまく利用して取り組めるので,単語の暗記で苦労されている方はぜひ参考にしてみてください.

taco-blog-aus.hatenablog.com

 

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単語を効率よく覚えるには「記憶に時間をかけない」で「繰り返し,目を通す」こと

いくら初めて見る単語でも,記憶に時間を掛けすぎないのがポイントです.
1単語の記憶に時間を掛けないようにすると,時間を掛けずに単語帳を1周することができます.
1周終わったら,また始めから記憶しているかチェック,記憶すると繰り返します.
単語の暗記を繰り返すことで記憶が定着します.

【なぜ大学受験時代は単語帳暗記を諦めたのか?】

大学受験時代に単語の暗記に取り組んだときは,とにかく1単語の記憶に時間を掛けていました
そうすると1セクション(300〜500単語)が終わるまでにとんでもない時間がかかります.
それが5,6セクションあったので,どれだけ時間がかかるのかと愕然としたのを覚えています.
また記憶し終わったはずの単語を1〜2週間して見直すと,ほとんどの単語を忘れてしまっていました.せっかく覚えたのにすぐ忘れてしまうのでこれもやる気が無くなった原因でした.
人間は文字の羅列などの無味な情報をどれだけ一度に時間を掛けて覚えたとしても1日後には70%忘れてしまいます.これはエビングハウスの忘却曲線として有名ですよね.
なので1単語に時間をいくらかけても,労力のほとんどは無駄になってしまいます.
むしろ1単語にあまり時間をかけず,忘れない内に記憶作業を繰り返す方が効率が良いのです.
ただし,エビングハウスの忘却曲線の話で注意したいのは,文字の羅列などの無意味な情報の場合ということです.
記憶に残った出来事や言葉などは数ヶ月経っても忘れてませんよね?
単語も記憶にうまく結びつけるように覚えれば格段に忘れにくくなります.

効率的な単語暗記法

具体的に僕が「【音声ダウンロード付】実践IELTS英単語3500」を暗記したときの方法を紹介します.
【音声ダウンロード付】実践IELTS英単語3500」は単語がレベル別になっていて,基礎単語1000語に加えて,500単語ずつに6セクションに分かれています.
その500単語ずつのセクションを以下のステップで記憶していきます.

1周目:仕分け作業(1日間)

知っている単語と知らない単語を分ける作業です.
単語を見て,意味が即答できなかったらその単語をマークします.
あまり時間をかけず,仕分けることだけに集中して1日で終わらせてしまいましょう.

2周目:記憶作業(2〜4日間)

マークした(意味が即答できなかった)単語を記憶します.
意味だけでなく発音や例文,類義語などもチェックすると記憶に残りやすくなります.
ただし,あまり1単語に時間をかけず機械的に例文含め3回読むだけなどとしましょう.

3周目以降:記憶定着作業

マークした単語のみ,意味が即答できるかチェックします.
即答できなければ再度マークして,記憶作業をしてください.
※例のようにマークの線の数を増やしていってください.

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その後は,前日にマークした単語のみ,再び意味が即答できるかチェック.
即答できなければ再度マークして記憶作業,と繰り返してください.

すべての単語が即答できるようになったら1セクション終了です.

ちなみに4周目以降になりマークする単語の数は少なくなったら,チェック&記憶作業にかける時間も少なくて済みます.
そうしたら,並行して次のセクションの1周目:仕分け作業をスタートします.
これを全セクション行ってください.

記憶を定着させるために空白期間に気をつける

記憶を定着させるために,1度記憶したセクションの再チェックを実施するようにしてください.
あまり空白期間を空けず「セクション1→2→3→1を再度チェック→4→2を再度チェック→5」というように,覚えているかチェックしてください.
このようにすると,繰り返し記憶することができるので覚えた単語を忘れにくくなります.
ちなみに2度目以降のチェックは大して時間がかからず負担にはならないので安心してください. 

【音声ダウンロード付】実践IELTS英単語3500

【音声ダウンロード付】実践IELTS英単語3500

 

まとめ

単語はいくら時間をかけても覚えても時間が経つと忘れてしまうものです.
とにかく「1単語に時間かけない」「繰り返し覚える」ことが重要です.
記憶しようとするのではなく,むしろ「目を通す・音読する」を繰り返すイメージです.
その翌日に覚えていなくても,あまり気にせず淡々と作業を繰り返してください.
3回,4回繰り返している内に覚えられるものです.
また,例文や類義語・反対語などは必ず目を通すようにしてください.
単語の意味に結びつく情報は多ければ多いほど記憶に結びつきやすくなるからです.

 

ではでは!